4月20日(月)は「プログラミング的思考を身につけよう①」、4月27日(月)は「なぜなぜ調査隊プロジェクト①」を開催しました。ともに2020年4月より、定期コンテンツとして加わったばかりです!本日はそれらコンテンツの活動について報告します。
まず4月20日(月)「プログラミング的思考を身につけよう①」では、アルゴリズムを理解することを目標にコリドールというゲームに挑戦しました!
オレンジ色のボードに、ピンクや青といったカラフルな色合いのネズミとチーズが可愛らしいコリドール。4人1組になって、だれが一番早く自分のネズミにチーズを食べさせることができるかを競います!
交代で、自分のネズミを前もしくは左右に1歩進めるか、もしくは緑色の柵を使って他のネズミの進行方向を邪魔していきます。みんな真剣になって取り組んでくれました!
楽しみながら、ネズミをロボットに見立て「前に一歩進む」「右に一歩進む」「左に一歩進む」「相手のネズミの邪魔をする」…といったコマンドを組み合わせて、思い思いにネズミを動かすことができました。「アルゴリズムとは何か?」、理解を深めることができたのではないかと思います!
最後はみんなでトーナメントによるコリドール大会!優勝者には素敵なプレゼントが贈呈されました。みんなで楽しいひと時を過ごすことができました:)
次に4月27日(月) 「なぜなぜ調査隊プロジェクト①」 では、まずは頭の使い方を練習するべく、「なぜマカロニには穴が開いているのか?」&「マンホールのふたはなぜ丸いのか?」というテーマで考察を重ねました!
大人でも難しいこの問題ですが、さまざまな視点から「なぜ?」を繰り返すことによって、たくさんの鋭い意見が飛び出しました!
例えばマカロニであれば、まず時間をとってそれぞれの意見を出し合った後、どういった流れで食卓に届けられているのかという点からみんなで考察を深めました。実際に子どもたちの意見を元に整理をした、マカロニが食卓に届けられるまでのステップは以下の通りです。
小麦を育てる→粉に加工する→ほかの材料と混ぜ合わせる→マカロニをつくる→乾燥させる→袋詰めする→段ボールに詰める→輸送する→スーパーに並ぶ→マカロニを買う→マカロニをゆでる→マカロニを食べる
しっかりとマカロニが食卓に届けられるまでの流れを整理できたと思います。次にこのステップを踏まえて、マカロニに穴が開いていた方が良い理由を改めてみんなで考えていきました!
実際に挙がった意見としては、「中が無い分軽くなるので、運ぶときに楽できるから(量増しできるから)」、「穴が開いていた方がすぐに茹で上がるから」、 「穴が開いているところにパスタソースが入る分美味しくなるから」…といったものが挙げられます:)
最後にこの意見を仮説として、どうやったらその仮説が正しいと証明できるか、その方法を話し合うところまで取り組みました。子どもたちにとっては非常に頭を使う、難しい時間だったと思いますが、みんなクイズを解くように楽しみながら取り組んでくれました。
算数や国語といった勉強を通してはなかなか身につけることができない仮説思考を、練習する良い訓練になればと考えています!徐々に子ども発信のテーマにも取り組んでいきたいと思います。
両コンテンツともにご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。5月も18日(月)「プログラミング的思考を身につけよう②」、25日(月)「なぜなぜ調査隊プロジェクト②」をぞれぞれ開催予定です!皆様のご参加、お待ちしております:)
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