【ハルクル2025】日本科学未来館で天文学についてみんなで調査!宇宙をテーマにした工作作りに挑戦しよう!
- kubota57
- 4月4日
- 読了時間: 3分
ハルクル2025、第3弾は宇宙コンテンツ!
今回は4月2日(水)、3日(木)の2日間を通して、天動説と地動説をテーマの中心に取り上げ、開催しました!
1日目は天動説と地動説について理解をするべく、
みんなで日本科学未来館の「チ。 ―地球の運動について― 地球(いわ)が動く」を訪問しました。

今回もファミくるオリジナルの探検シートを手に見学です!
まずは天動説、地動説の基本的な内容についてみんなで学んでいきました。

天体観測に使われていた古代の天体観測用機器「アストロラーベ」も実際に手に持つことができました!その重さを通して、天文学の歴史とロマンを感じました!

次に、なぜ天動説が間違っていて、地動説が正しいと言えるのかについて、
様々な展示から理解を深めていきました。
火星の逆行の展示は、とてもわかりやすく動画が作られていて、
その原因をイメージしやすく、見応えがありました!
また金星の満ち欠けの展示にて、体験を通して天動説と地動説の違いを理解することができました。天動説の考えでは満ちることがない金星が、地動説ではしっかりと満ちて見えました!

こうした望遠鏡の観測や観測データの分析などによって、地動説が正しいと証明されてきたことがよくわかりました。
最後に、地動説を広めた技術として、大きな役割を果たした活版印刷を体験し楽しんだり、
地動説を広めた偉人たちの功績について学び、現代の観測技術にどのようにいかされているのかについて理解を深めることができました。

難しい内容の展覧会ではありましたが、みんなとても集中して見学していました:)
天動説が正しいと信じられていた中で、その常識を超えて、
天体と向き合い地動説の正しさを広めていった偉人たちの功績に大変心打たれました。
2日目は、1日目に学んだ天動説と地動説について理解を深めた後に、望遠鏡による天体観測を通して地動説の強力な証拠を集めたガリレオにスポットを当てながら、太陽系の惑星について話を絞って理解を深めていきました。

水星、金星、地球…といった星々の特徴について学んだり、
その大きさ、太陽からの距離についてクイズをしながら、みんなで確認していきました!
またNASAが撮影した各惑星の写真を観察し、宇宙研究&開発の最前線についても共有しました。各惑星の写真については、みんなその美しさに大変驚いていました!
そして2日間の集大成として、太陽系の天体模型づくりに挑戦しました!
地動説に基づいて、しっかりと太陽を模型の中心に置き、太陽系の各惑星の大きさや距離を少しでも再現できるように、考えながら作成しました!


なかなか細かい作業が多く、想定以上に時間がかかりましたが、お迎えの時間ギリギリまで、みんな集中して取り組んでいました!
こうして完成した天体模型がこちら!
因みにちゃんと回転するような仕組みになっています(笑)

2日間を通して、天動説と地動説について理解を深めながら、天文学の歴史と研究者達の情熱、これからの宇宙研究&開発を実感することができるコンテンツとなりました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました:)
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